循環型産業の可能性

13.基地撤去へ祈りの言葉を

2012年5月14日:琉球新報寄稿

s_oosirosensei 「悪虫」嫌がる強風起こせ

本誌(琉球新報)論壇で県民に大きな被害を与え続けている悪虫(あむし)を追い払うためにアブシバレーの復活を提案した。

多くの読者から賛同の電話や激励の手紙が寄せられた。反響の大きさに驚くと同時に、多くの県民の共感が得られたと感じている。

寄せられたコメントやアドバイスなどの事例を紹介したい。

(1) 記事のコピーを多くの友人、知人に配布する活動が着手された。

(2) ユーモアと笑いの中に強い思いが込められているので、新しい取り組みの手法として定着する可能性がる。

(3) 脚本家や演出家の支援を得て、アブシバレーにまつわる沖縄芝居や組踊を創作して上演し、多くの県民が楽しく足を運べる。

(4) できるだけ多くの県民が世界的な話題になっている基地の近くで15本のウコウを供えて祈願すること。

(5) インドの独立を確立したガンジーの思想(自立に向けた無抵抗主義)に通低している。

などである。

また、素晴らしいアブシの琉歌(詩吟)が寄せられた。

「蔑ゆらば蔑り くなすらばくなせ くなす田ぬ稲や畦(あぶし)枕」。

この歌は読み人知らずとされているが、強く足で踏みつけられた田で育つ稲は、健全に成長して茎で支えきれないほどの実を結ぶと歌っている。もう一つのメッセージとしいては、沖縄県民は金銭欲にまみれた日米の基地関係者が、軽蔑したり、踏んだり蹴ったりして差別しても、心がおれることなく、力強く生きるという強い決意を表明していることである。

アブシバレーの祈りの言葉は、一人一人が思いのたけを唱えることもよいが、この歌のような祈りにも通じる黄金言葉(くがにくとぅば)を集めた小冊子が入手できると「沖縄を返せ」のような歌となったり、あるいは三線の調べに乗せて格調の高い音楽となり、日常的に歌われたり祈りが行われたりすることが可能になる。

その結果として、県民の心が一つにまとまり、悪虫が嫌がる強い風になると思われる。強い風が吹き始めると、悪虫は自ら遠い所に飛んで逃げていく習性がある。本誌の担当者が綿密な企画のもとに早急に祈りの言葉を集めた冊子を出版することを要請しておきたい。

私の稚拙な祈りの言葉を添えてこの文の結びとする。

1.騒音(ウト)の激しい悪虫(ダカサ アムシ)

本土各地(ヤマトジ)に移転し(ウトゥチ)

明日(アチャ)からの明後日(アサティ)笑い福い

2.飛びべたの悪虫

本土(ヤマトジ)に配置し(ウトゥチ)野田総理大臣(ヌダヌウフシュ)守(マム)てたぼれ

3.増額された(チミマスル)一括交付金(ジン)に肝心迷(チムマユ)いするな辺野古の美海(ヒヌクザキ)向かて行ちゃならん

(大城喜信(おおしろきしん)、農業コンサルタント)

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