循環型産業の可能性

15.県民大会は「世直し」の叫び

2012年8月1日:琉球新報寄稿

s_oosirosensei 米大統領にメッセージを

オスプレイ配備に反対する県民大会が8月5日に開催される。これまで米軍基地から派生する事件、事故に対して数多くの県民大会が開催されたが、アメリカと日本の政府は、県民の切実な声を無視し続けてきた。

今回の県民大会は、県民の安全と生命を脅かす恐れのあるアメリカと日本の軍事政策に反対の意思を表明するものであり、これまでの大会とは異なるものである。

アメリカと日本は、世界最強の軍事力の下で、倫理観の欠落した高度な資本主義社会を確立した。その結果として、多くの国民の生活基盤が破壊され、自殺やいじめ、凶悪な事件の他、人災や天災も多発し、国民の安全や生命さえも守ることのできない国になってしまっているのが現状である。

その根本的な原因は、両国の支配者たちが目先の利益追求に走りまわり、国民の安全と生命を守るために不可欠な治山、治水、雇用、エネルギーおよび安全保障などに関する重要な政策の推進に人命よりも利益を優先したことである。

このような浅はかな統治システムがさらに長く続くと日米ともに人心の荒廃が進み内部から国が崩壊する恐れがある。この危機感に目覚めた多くの国民による「世直し」の動きが、東京の反原発やニューヨークの反格差への大規模な集会となって現れている。

沖縄県で開催されてきた数多くの県民大会は、安全な暮らしと生命を守るための「世直し」の叫びの先駆的な事例である。非暴力の下で整然として行われるのが大きな特徴である。この運動方式は、今後、日米の各地で繰り広げられる「世直し」運動のモデルとして注目される可能性がある。

オスプレイの普天間基地への配備は、国民の安全と生命を脅かす象徴的な事例である。その動きを防止することは、今後の沖縄県のみならず、本土とアメリカの「世直し」による明るい未来の建設にとっても極めて重要なイベントである。

多くの県民の参加を得て本大会を成功させるとともに、オバマ大統領にオスプレイ配備に反対する意思を伝えるためのメッセージを届けることも大きな効果があると思われる。

私は、本論壇で次のメッセージを届けたい。「ディア ミスタープレジデント あなたは、普天間基地に危険なオスプレイの配備を決定しました。これが配備されると、私たちの今後の大きな悩みの種になるので、優れた知恵のあるリーダーとちと10万人を超える県民が大きな広場に集まって、オスプレイ配備に反対する集会が開催されます。この声をよく聞いて、あなたは神様との大きな約束を守り、オスプレイの配備はストップして下さい。

(大城喜信(おおしろきしん)、農業コンサルタント)

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